ヒラタケとベータグルカン
ヒラタケも、食用きのことしてよく知られていますね。
ヒラタケのベータグルカン(βグルカン)について、ハナビラタケと比較しながらご紹介します。
ヒラタケは、「シメジ」という表記で売られていることも多いですが、まったく別物です。最近は、「トキイロヒラタケ」というピンク色の種類もスーパーなどで見かけるようになりました。エリンギもヒラタケとは類縁種です。
ベータグルカンは10%程度であり、やはり、ハナビラタケにはかないません。ベータグルカン以外に目を向けると、ハナビラタケ同様、ビタミンB群などが豊富です。健康面ではハナビラタケには及ばず、キノコの中では標準的といえるでしょう。
ヒラタケは、平安時代の書物にでてくるほど、私たち日本人にとって身近なきのこです。私たちも、種菌として長年ヒラタケを扱ってきました。
それから、これはヒラタケに限った話ではありませんが、ハナビラタケとヒラタケなどのキノコ類を合わせてとってもらっても問題ありません。一緒に口にすると、はなびらたけパウダーの有効性が落ちるのでは?と質問をいただくことがありますが、安心して食していただければと思います。