エノキタケのベータグルカン
最近、「ダイエット」や「氷えのき」で話題のエノキタケ。エノキタケのベータグルカン(βグルカン)は、ハナビラタケなどと比べて、どうなっているのでしょうか。
エノキタケに含まれるベータグルカン含有量は、10%台とされています。やはり、ベータグルカンについては、ハナビラタケに及びませんね。
ただ、エノキタケは、ハナビラタケ以上に含まれる成分もあります。特徴的なのは、「キトサン」。キチンキトサンとも呼ばれ、脂肪や糖質を絡めとって体外に排出することから、「えのき・ダイエット」の根拠となっている成分でもあります。
エノキタケのキトサン含有量は、きのこの中でも一番、と言われている程です。
ハナビラタケにも、キトサンが含まれています。キトサンとベータグルカンの相乗効果なども、これからの研究成果が待たれる分野です。