ハナビラタケ入り「花びらそうめん」
ハナビラタケを見つけた古代からの神山「三輪山」。そこは伝統の三輪そうめんの地でもあります。
三輪つながりの縁もあって、「やまと花びらたけ」と「三輪そうめん」のコラボレーションを考えました。
当初は、
「きのこ風味のヘルシー素麺ができればいいな」
という思い。三輪素麺組合に持ちこみ、テストしてもらいました。
すると、
「夏場につくっても麺が切れない。」
「のど越しの良い、質の高い素麺ができる。」
など、職人の方から評価いただいたのです。
ハナビラタケの食感改良の可能性に気づいたのは、それがきっかけでした。
その後、「株式会社三輪そうめん山本」さんとご縁があり、共同で取りくむことになりました。
ハナビラタケを含む割合、小麦粉の種類、製麺方法、など、細かくテストを行い、生まれたのが「花びらそうめん」。
新しい“モッチリ感”と“ほのかなきのこ風味”の、そうめん。
それには、ハナビラタケならではの秘密があります。
● 北海道産小麦「ナナカマド」を使用
風味の豊かなやわらかい小麦。でも、麺が切れてしまうため、今まで素麺に使えませんでした。
ハナビラタケが繋ぎになり、業界初「ナナカマド」使用の素麺がうまれました。
● ハナビラタケベータグルカンのモッチリ感
ハナビラタケのベータグルカンが、小麦グルテンとからみ、独特のモッチリ感を引きだしました。
2010年7月に発売した花びらそうめん。
初年度は、「平城京遷都1300年祭」や「第一回・奈良マラソン」など、イベントでもPRしていただきました。
今後、「麺つゆ」や「太麺」でシリーズ化していく予定です。