ハナビラタケ 画期的な製法
ハナビラタケのやっかいな問題。
生産コストが高くついてしまうのです。
・成長スピードが遅い
・生産管理に手間がかかってしまう
などが原因でした。
「これでは、お客さまに価格負担をかけてしまう。」
いろいろな実験を行うものの、なかなか成果が得られません。
「ハナビラタケを安く作ることは難しいかも・・・」
あきらめかけた矢先、はじめて目にする現象をみつけました。
ハナビラタケは、きのこが花開く前、“ツボミ”のような小さなカタマリを作ります。
その“ツボミ”が、いつもより大きく膨らんでいたのです。
「これは何??」
と最初は思ったものです。
美しいとは言えない、でも白くて確かにハナビラタケだし、不思議に感じ、しばらくチェックすることにしました。
すると、“ツボミ”がドンドン巨大化していきます。
こんな現象は、他のきのこも含めて、見たことがありません。
「もしかして、、、」
ハナビラタケを安く作ることにつながるのでは、と思うようになりました。
“ツボミ”になる条件、大きくするためにはどうすればよいか、その成分、など、をチェック。
“ハナビラタケ・ツボミ”の研究は今も続いています。
現状、ハナビラタケ生産コストの50%OFF、に成功。
特許も3件、申請しました。
“ツボミ”の役割は、ハナビラタケ素材を安く作ることにとどまりません。
はなびらたけパウダー、花びらそうめん、をはじめ、「やまと花びらたけ」の可能性を広げています。