ハナビラタケとベータグルカン 学会発表を受けて
1999年、薬学会で「ハナビラタケのβグルカン(ベータグルカン)」についての発表がありました。
東京薬科大学の研究チームにより、
「ハナビラタケには40%以上ものベータグルカンが含まれる」
「ハナビラタケ・ベータグルカン、健康への可能性について」
というテーマで報告されたのです。
学会での大きな反響とともに、私たちも驚きました。
高級きのことして、ハナビラタケを料亭やレストランで使ってもらおう、と思っていただけなのに、ヘルシーという点でも、大きな可能性があったのです。
そこで、私たちも、独自にハナビラタケのベータグルカンについて研究をはじめました。
「やまと花びらたけ」にも、40%以上のベータグルカンが含まれることを確認。栽培から粉末化の方法まで、テストをくりかえし行いました。
昭和21年から続く、私たちのきのこ研究の歴史。
しかし、長年のノウハウをもってしても、ハナビラタケの生産には難しい点がありました。