ベータグルカンとアルファグルカン(2)
ハナビラタケには、40%以上のベータグルカン(βグルカン)と約10%のアルファグルカン(αグルカン)が存在します。両グルカンを合わせると、乾燥重量の半分を占めることになり、これは大変な数値ですね。
ハナビラタケに含まれるアルファグルカンは、「グリコーゲン」と呼ばれるものです。お菓子メーカー・江崎グリコ社の名前の由来でもある「グリコーゲン」ですね。
牡蠣や肝臓・筋肉に含まれている成分でもあります。
また、アガリクスの有効成分は、ベータグルカンではなくアルファグルカン系のもの、ということも言われ始めています。
ベータグルカンのみならず、グリコーゲンなどアルファグルカンも、これからの注目のハナビラタケ成分・きのこ成分と言えそうです。