ベータグルカン比較 植物のセルロース
セルロースもベータグルカン(βグルカン)の1種です。セルロースは、あらゆる植物・樹木のメイン成分の一つ。紙なんかにも含まれている、丈夫な繊維質を構成するものとして知られています。
食品としては、野菜などに含まれていますね。いわゆる食物繊維の一つです。
このセルロースが、ベータグルカンの1種とは、どういうことでしょうか?
セルロースも、ブドウ糖がβ結合で連なったかたちをしているからですね。ブドウ糖がβ結合で多糖類となったものは、広義にすべて「ベータグルカン(βグルカン)」と呼ばれているのです。
とはいえ、ハナビラタケのベータグルカンとセルロース性ベータグルカンは、まったくの別物。もちろん、セルロース性ベータグルカンも、食物繊維としてのヘルシーさはあるものの、ハナビラタケ・ベータグルカンのようにはいきません。