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きのこ煮麺とマラソンの気になる相性

こんにちは。

店長日記、初めての記載です。筆不精でオープンから一ヶ月以上たってしまいました。。

これから、週1のペースでつづっていこうと思います。

先日、東京マラソンが開催されました。市民ランナーの川内選手が3位入賞、日本人トップで2時間8分台の好タイム、ということで話題となっています。

さて、私たちも、地元・奈良で開催された「奈良マラソン」に昨年出店しました。「やまと花びらたけ」を添え、「花びらそうめん」の「きのこ煮麺」をランナーの皆さまに食べていただきました。

予想以上に盛況で、600食が完売となりました。

奈良マラソンで、とても好評だったので、あるランナーの方にインタビューしました。

「色んな屋台の料理がある中で、どうして、『きのこ煮麺』を選んでいただいたのですか?」

「煮麺は、体があたたまるし、スタミナ回復に麺類が良いように思うよ。それに、きのこは疲れた胃に優しい感じがするし、疲れた身体にちょうどいいんじゃないかな。ハナビラタケ って初めてだけど、キレイで美味しそうだしね。選んだワケはそのあたりかな。」

今まで、いただいたコメントについて、よく考えていなかったのですが、これを機に調べてみようと思います。

次回の日記で報告します。

きのこ煮麺とマラソンの気になる相性2

マラソン大会では、ほとんどレース後にハナビラタケの「きのこ煮麺」を注文いただきました。

レース中のカロリー消費で、糖質(麺)が欲しかったから、ということが第一の理由だと思います。

もう一つ、フルマラソンという過酷な運動により、疲労・低下した内臓機能や免疫力を回復させたい、という本能の働きも関係しているのかもしれません。

人間は、不足しているものを本能的に食べたくなるそうです。

戦時中に飢餓を経験した私の祖母は、甘いものと共に、そのあたりに生えている草を食べたくてしかたがなかったそうです。

冬のマラソンということもあり、「身体をあたためたたい」「胃に優しくてヘルシー」「カロリー補給によく美味しそう」、などの理由で「きのこ煮麺」が好評だったのかな、と思います。

兵庫県立大学での打ち合わせ

昨日、兵庫県立大学の新田陽子先生と、共同研究についての打ち合わせを行いました。

「公益財団法人 東洋食品研究所」より、新田先生の研究内容が認められ、今年度より助成対象の研究となっています。

その年間プランについての打ち合わせでした。

主に「ハナビラタケβグルカン(ベータグルカン)」を食品などに利用するための研究で、今までにない発想で進めることになります。

今まで、「きのこベータグルカン」というと、健康についてのテーマがほとんどでしたが、ハナビラタケを中心に、それを更に利用しやすい技術につなげていきたいと考えています。

詳しいことは、折をみてレポートしていきます。

他にも、奈良女子大学、同志社大学などとも研究をやってますので、この内容も改めてご紹介します。

同志社大学との共同研究

同志社大学とは、きのこの酵素について、共同研究を行っています。
共同研究パートナーの近藤教授は、色々な生物を研究対象にされていますが、きのこは扱われていなかったということで、興味をもっていただいています。

昨日、近藤教授の研究室の学生さんから、連絡をもらいました。
彼は、本年度から大学院へ進学、昨年はきのこ研究をテーマに卒論をまとめてもらいました。「農芸化学会」という国内で有数の大規模な学会で発表もし、これからの結果が楽しみです。
加えて、新4年生もきのこチームに加わるそうで、その卒論テーマの選定について、僕も提案の宿題をもらっています。

ハナビラタケベータグルカン研究を含め、学生さんにとって、面白みがあり、社会貢献につながるテーマ設定を考えたいと思います。

奈良女子大学との共同研究

奈良女子大学との共同研究は、約2年前から少しずつ進めてきました。

お世話になっているのは、生活環境学科の植野教授です。

実は、僕が京都大学在籍時、助教授であった植野先生の授業を受けていました。昔の恩師、近隣の奈良女子大学に赴任されてきた、という縁もあり、改めてご助言いただくことになりました。

今までは、僕の方からきのこのサンプルをお渡しし、学生さん達に卒業論文や修士論文のテーマとして進めてもらっていました。

今年度からは、僕自身が定期的に奈良女子大学にうかがい、ハナビラタケベータグルカン、各きのこの研究を進めることになります。

もちろん、学生さんにも引き続きやってもらうので、研究チームとして取り組んでいければと考えています。

奈良女子大学・同志社大学・兵庫県立大学、それぞれとの共同研究は、3つともが関連したプロジェクトです。

先生方、各大学と連携しつつ、面白い研究ができればと思います。

ハナビラタケのベータグルカン 新食感を与える?!

ハナビラタケをすり潰し、液状にすると、独特のとろみのあるピューレになります。

フレンチ・イタリアンのお店では、これをスープやソースのベースとして使ってもらっています。

もう一つ、この「ハナビラタケ・ピューレ」の用途で、面白いことがわかっています。

麺類や粉モノの生地に練りこむことで食感がかわる、ということです。

本WEBショップでも販売している、「花びらそうめん」も、その一つです。三輪そうめんの手延べ技法とマッチし、モッチリとした素麺に仕上がっています。

先週も、ある和菓子のお店を展開されている社長と、お話しました。付加価値と新しさのある商品開発をされたいとのことで、ハナビラタケの食感改良に興味を持っていただいています。これからのテストが楽しみです。

ハナビラタケにより、新食感が付与される現象は、「βグルカン(ベータグルカン)」によるものと考えています。

ベータグルカン、特に、ハナビラタケのような「β-(1,3)(1,6)」という結合パターンのグルカンは、特徴的な粘性をもつことが知られています。今までは、食品に利用することができない程、高価なものでしたが、私たちのハナビラタケ作りの技術により、食品に使うことが可能になりました。

今秋に、新食感のパスタやスイーツの発売を計画しています。

「ハナビラタケ・ベータグルカン」といえば、今までは健康についての言及がほとんどでした。「はなびらたけパウダー」もヘルシーきのこ商品として発売しました。

ハナビラタケ・ベータグルカンについて、ヘルシーな特徴に加えて、私たちは、より身近な食品として、美味しく楽しんでいただける商品開発も目指しています。

きのこ共同研究 東京農大・関東学院大

2年前まで、僕は東京で生活していました。
その時に、東京農業大学と関東学院大学にて研究室のスペースをお借りし、共同研究を行っていました。
学生さんにも、色々なきのこテーマで、卒業論文・修士論文をまとめてもらい、その指導をしていました。

約6年間、共同研究を行い、これから面白くなりそうなネタを温めながら、実験データをまとめていきました。

その時の研究のベースが今のハナビラタケ・ベータグルカンや、マッシュルームDSのベースになっています。

大学の研究室レベルで実験していたことを、工場生産レベルに落とし込んで確認していく、現在はそういう段階に入っています。

花びらそうめん 誕生ストーリー 1

株式会社三輪そうめん山本さんと、共同開発・販売の「花びらそうめん」。
そのいきさつをご紹介します。

古代から神聖視されてきた「三輪山」で見つけたハナビラタケ。品種として優れており、奈良の産物にしたいと考えて「やまと花びらたけ」と名づけました。

「三輪山」といえば、名産・三輪そうめん。
花模様の繊細さ、美しい白色、そして「三輪」をバックグラウンドに持つということ、等から、「ハナビラタケ」を三輪そうめんに練り込むことを思い立ちました。

まずは、知り合いの「三輪素麺組合」の麺職人に依頼し、試作してもらいました。
当初は、きのこ風味の麺ができればいいなあ、という程度。それほど大きな期待は抱いていませんでした。

しばらくして、麺職人から電話がありました。
「夏場(7月)に作ったのに麺が切れない。」
「食感が今までの麺と違う。」

通常、素麺づくりは寒いシーズン、主に冬に行われます。
暑い時期は、麺が乾燥しすぎて切れやすくなるためです。
夏場はオフシーズン。知人のよしみで特別に試作してもらいました。

「麺が切れにくいとは、どういうこと? 食感が違うといっても、タマタマなのでは?!」
などと、報告を訝しく思っていました。
(つづく)

花びらそうめん 誕生ストーリー 2

ハナビラタケ入り素麺を食べてみると、麺職人から言われたように、どこか食感が違います。

ご近所や知人、三輪素麺組合の組合長からも高評価で、「これは面白いかもしれない。」と思いました。

その後、食品メーカーの専門家に調べてもらうと、色々なことがわかってきました。

・ハナビラタケを潰してピューレ状にしたものを混ぜると、食感がかわること

・ハナビラタケ・ピューレは、増粘安定剤(食品添加物の一種)と同様の効果がある(天然物で添加物の代わりになりうる)こと

・そうめん以外の麺類はもちろん、他の粉モノ食品にも効果があること

ハナビラタケの多糖類(ベータグルカン(βグルカン)など)が、食感を変える源だと考えられること

データが揃い、三輪素麺組合からのお墨付きももらいました。

いよいよ、ハナビラタケ入り素麺のプロジェクト始動。そう考えて、プランを検討していたところ、ある出会いがありました。

(つづく)

花びらそうめん 誕生ストーリー 3

取引先の銀行が主催した、展示会でのこと。

私たちは、ハナビラタケなどのPRのため、出展していました。

奈良の名産ということもあり、三輪そうめんの各社も出展されていました。

一度あいさつをしておこうと思い、三輪そうめんの中でもトップブランド「株式会社三輪そうめん山本」さんの担当者と名刺交換をしました。

その際、簡単にハナビラタケの案内をし、素麺に練りこむテストなどのお話をしたところ、とても興味深そうに聞いてもらいました。

日を改めて、提案にうかがう約束をし、「やまと花びらたけ」をお土産に持ち帰ってもらいました。

(つづく)

花びらそうめん 誕生ストーリー 4

株式会社三輪そうめん山本で担当していただいたのは、熟練の素麺師。

長年、製造部のトップを務められ、麺づくり40年以上、業界随一の職人です。

様々なテストを実施いただきました。

ハナビラタケと相性のよい小麦粉のチェック、配合の比率、ハナビラタケ・ピューレの調整方法、など、約1年かけて試行錯誤をくり返しました。

そして、いよいよ、

花びらそうめん」誕生です。

数ある小麦粉の中でも、北海道産「ナナカマド」という種類との相性が最適であることがわかりました。

「ナナカマド」は、通常、素麺には使わない小麦。

つなぎになる力が弱く、素麺のような細い麺ではボロボロと切れてしまうためです。

一方で、風味が豊かでおいしい小麦であるため、菓子類やうどんなどには使われることがあるそうです。

国産小麦粉を使った素麺は、他にもありますが、「ナナカマド」の素麺は、おそらく世界初の試みでしょう。

ハナビラタケベータグルカン(βグルカン)の“麺のつなぎ”となる効果により、製麺性がよくなり、風味豊かな素麺がうまれました。

担当の素麺師からは、次のようなコメントをもらっています。

花びらそうめんは、今までにない“モッチリ感”が特徴です。

ハナビラタケ(ベータグルカン)には、ナナカマドのような繋がりの弱い小麦の特徴を引き出す力があるように感じています。こういう小麦との相性の良さは、今までの麺づくりの経験の中でも、初めてのことです。

また、“ナナカマドの豊かな風味”と“きのこの味わい”も美味しさのバランスがよく、特徴を引き立てあっているように思います。」

三輪山でのハナビラタケとの出会い。

そして、三輪つながりで生まれた「花びらそうめん」。

運命的なものを感じざるをえません。

「はなびらたけパウダー」 こだわっていること

はなびらたけパウダー」について、たくさんの問い合わせをいただいています。
最近いただいた質問の中で、生産のこだわりに関係する内容が多いので、紹介いたします。

Q:「はなびらたけパウダー」は何が入っていますか?
A:「やまと花びらたけ」の100%粉末です。他のものは入っていません。やまと花びらたけは、全量の40%以上がベータグルカン(βグルカン)です。ベータグルカン以外のヘルシー成分もふくめ、そのまま丸ごとの天然粉末をお届けしています。

Q:100%ハナビラタケ粉末ということは、きのこパウダーとして、料理に使ってもよいのでしょうか?
A:もちろん、料理に使っていただくと美味しく召し上がれます。スープ・みそ汁などに入れていただくと、味に深みがでます。
色々な料理でお試しください。

Q:他社のハナビラタケ製品と比べて、どうしてそんなに安いのですか?
A:一番の理由は、オリジナルな製造方法で、生産コストが安価であるためです。この方法は、特許技術として申請しています。

ハナビラタケは、生産管理が難しく、コストが高くつくきのこですが、私たちの特許製法により、大幅に安く作ることが可能となりました。
2つめの理由は、自工場で生産したものをそのまま直販しているためです。流通コストや広告費をカットして、その分、お安くしています。ハナビラタケ100%粉末ですので、余計な資材費もかかっておりません。
3つめに、「やまと花びらたけプロジェクト」として、食材や各食品に、ハナビラタケを活用していることがあります。用途を増やすことによって、生産調整やスケールメリットが生まれます。それによって、更にお求めやすい価格にすることが可能となっています。

Q:安くされている分、安全安心や品質に問題がないか、と思います。大丈夫でしょうか?
A:安全安心と品質管理には、徹底してこだわっています。

きのこ専門の自工場で、一年中、栽培管理を行っています。ハナビラタケの培地から天然のもののみを使用し、化学薬剤など一切使っていません。
天然のものを、より安全に生産することにこだわっています。

Q:商売のことを考えると、もう少し高くされても良いように思いますが、どうしてそうされないのですか?
A:「はなびらたけパウダー」は、私たちにとって、健康きのこの中で、最もオススメできると考えて作った商品です。
長く続けていただくことが大切なので、お客様にとって価格負担ができるだけないように、と考えております。

やまと花びらたけ レストランでの取材

少し前のことですが、雑誌「料理王国」さんより、「やまと花びらたけ」について取材いただきました。

まず、私どもの製造工場を見てもらいながら、写真撮影とインタビューを行っていただきました。

きのこ栽培の現場を見学されるのは、はじめての方々だったので、ハナビラタケの工場内には驚かれたようです。

「大きなワインセラーのようですね。」「きのこの香りが凄い!」などと仰っていました。

午後からは、食材として「やまと花びらたけ」を利用いただいているフレンチレストラン「ラ・テラス」での取材に同行しました。

今までの取材は、工場・事務所でのものや、撮影所でのものしか経験がなく、新鮮でした。

ラ・テラス」さんは、奈良公園内・若草山の麓にある、奈良随一のフレンチレストランです。

ウェディングの「ヒルトップ・テラス」を併設されており、こちらも予約でいっぱいの盛況ぶりです。

ラ・テラスさんでは、「やまと花びらたけ」を随分と前から使っていただいています。

今回は、総料理長の秋吉シェフに協力いただきました。

取材のために、作っていただいた料理です。

白身魚の上に、ハナビラタケが軽く素揚げにして添えてあります。

まるでアート、そして、もちろん美味。

はなびらたけパウダー」を入れたクッキーとマカロンも出してもらいました。

はなびらたけパウダー」の香ばしさが引き出された一品です。

さすがに一流シェフは違うなあ、と改めて実感しました。

取材いただいた、ライター・カメラマンの方々もプロフェッショナルで、勉強になる一日でした。

ハナビラタケ使用の老舗漢方屋さん

今日は、ハナビラタケを扱われている、老舗漢方屋さん「菊岡漢方薬」について、ご案内いたします。


「菊岡漢方薬」さんの創業は、なんと、1184年(元暦元年)!
現店主は、24代目。“超”がつく老舗です。
なら町(中新屋町3丁目)の中に昔ながらの町家スタイルの家屋で、なんとも味のあるお店を構えられています。
地元の人から観光客まで、伝統を守りながら今のニーズもとらえて、運営されています。


現店主・24代目の菊岡泰正さんは、当然のことながら、漢方の専門家で、私もわからないことを教えてもらったりしています。


菊岡さんで、ハナビラタケを扱われることになったキッカケは、お客様からの声にあったそうです。

「ハナビラタケを含めた調合をしてもらえませんか?」という問い合わせが複数あり、そのニーズにこたえるために、ハナビラタケを取り扱うことにしたとのことです。

そこで、地元の縁もあり、「やまと花びらたけ」を使っていただくことになりました。
はなびらたけパウダー」と同じもの、ハナビラタケ100%粉末を漢方薬に処方していただいています。

 

ハナビラタケは、いわゆる"中国4千年"の漢方素材、ではありませんが、東洋のヘルシー素材・薬膳に相性がよいのは違いありません。そして、中国でもベータグルカン(βグルカン)についての関心が高まっているそうです。菊岡さんも、ベータグルカンのことはよくご存知でした。

次回は、漢方の本場・中華圏でのハナビラタケ事情について、ご案内します。

ハナビラタケ 中華圏での取りあつかい

昨日の漢方のお話につづいて、ハナビラタケの中華圏での取りあつかいをご紹介します。


「医食同源」という文化背景によるものでしょうか、中華圏の人たちにとって、ハナビラタケは魅力的な食素材のようです。また、ベータグルカン(βグルカン)について、中国でも注目度が高まってきているようです。
今まで、中国・香港・台湾から取りあつかいの依頼をいただいています。


今回は、その中で香港での取りくみについて、少しお話します。

香港展開は、馬さんという方にお任せしています。
馬さんは、元々、日本の某大手旅行代理店に勤務されていたこともあり、日本語がとても堪能です。
中国人としてのアグレッシブさと日本的な勤勉さを併せもたれた、魅力的な方です。
奥様とともに、身一つで事業に成功されており、ハナビラタケにも、いち早く関心を示されました。

中国では、きのこの中で漢方素材でもある「霊芝」がすごく有名です。中国4千年の中に根づいており、知らない人は誰一人いません。そして、中国でも「霊芝」の秘密はベータグルカンにある、ということが認知されてきているようです。日本では、サルノコシカケ・マンネンタケなどと呼ばれることもあります。

馬夫妻は、その「霊芝」をこえる素材として「ハナビラタケ」に注目していただきました。
私自身も、たまに香港に出張でいきますが、その熱気にいつも驚かされます。
一方で、中国市場では、すぐにマガイモノがでてくるような面もあるので、馬夫妻とともに、慎重に進めていければと思っています。

ハナビラタケ栽培について

「家でハナビラタケを作ってみたい。」
と言われることがあります。

家庭園芸として、インテリアとして、かわいくできればなあ、とは思っているのですが、今のところ難しいです。

ただ、トライはしています。



↑こんなふうに、お部屋やお庭に、きれいなきのこができれば、嬉しいですね。

 

ハナビラタケ栽培には、2つの難しいポイントがあります。
・時間がかかること
・高湿度を保ちながら、形が崩れないようにすること
 

ハナビラタケは、成長がスローなタイプのきのこです。
私たちの工房では、6〜10ヶ月かけて育てています。

それから、温度はもちろん、湿度も高い状態をキープしなければなりません。
湿度が高くなると、カビが発生したり、虫がついたりと、外敵から守るための手間がかかります。
そして、あの美しい形を維持するために、繊細な管理が必要となります。


プロでも栽培管理が難しく、どうしても高価になってしまうハナビラタケ
一般のご家庭で、簡単に育てることができるよう、テストを続けていきます。

ハナビラタケ 味の正体は?!

「他の食材をひきたてる」
「料理に深みをもたらす」
「食後にさわやかな旨味がのこる」

どれも、シェフからいただいた、ハナビラタケの味わいについてのコメントです。


どうやら、他のきのことも、少し違う特徴があるようです。
その正体とは??


ある食品メーカーの味覚専門家に、ハナビラタケの味について調べてもらいました。

「シイタケの5倍以上、『旨味の伸び』がある!」

と驚きの声。

「旨味の伸び」とは・・・?

これは、味の指標を表す専門用語です。
はなびらたけパウダー」を水に溶かし、少しずつ薄めていき、味をチェックしていきます。
どれだけ薄めたら味がしなくなるか、それを調べます。

つまり、「旨味の伸び」の値が高ければ高いほど、少しの量で旨味をかんじることができるワケです。


もう一つ、「後味」が強いこともわかりました。

口に入れてから、すぐに感じる味を「先味」、しばらくしてから「中味」、さらにゆっくりと「後味」が効いてきます。

例えば、肉類などわかりやすい味は、「先味」として感じられ、そこにハナビラタケを添えると、「後味」が加わって、料理に“深み”がでてくる、ということのようです。


「旨味の伸び」と「後味」、
科学的に調べたことは、みごとに、シェフが感覚的におっしゃっていたこととマッチしています。

一流シェフの感性のすばらしさと共に、ハナビラタケの謎が、また一つ解けた思いがします。

ハナビラタケの生パスタ 「農商工連携」認定事業 1

現在、ハナビラタケについては、「やまと花びらたけプロジェクト」として、いろいろな準備を進めています。

すでに、発売している「はなびらたけパウダー」「花びらそうめん」も、「やまと花びらたけプロジェクト」の一貫です。

今日は、プロジェクトの一つ、「ハナビラタケの生パスタ」について、お話します。

これは、「豊国ヌードル株式会社」さんとのコラボで、「なら農商工連携」の認定事業となっています。ハナビラタケのベータグルカン(βグルカン)が、新食感の生パスタを生みだしました。ベータグルカンは、三輪そうめんにもモッチリ感を付与したことから、面白い食感をうみだす成分として、いろいろな応用ができそうです。

「農商工連携」は、経済産業省と農林水産省が共同で、全国で行っている助成事業です。

「農業者」と「中小企業」が連携し、新しい農作物をつかって、新技術で商品開発にとりくむ、という、国のプロジェクトです。

私たちのとりくみは、奈良で認定を受けました。

両者ともに、奈良を活動拠点として、奈良県の特徴産物(やまと花びらたけ)を用い、新商品を開発する、というプランが評価されました。

詳しい内容は、次回、お話します。

ハナビラタケの生パスタ 「農商工連携」認定事業 2

先週、奈良県の中小企業支援センターの方にきていただき、進捗の最終確認をおこないました。

2年間のプランがほぼ完遂し、あとは、どうやって販売していくかです。


ハナビラタケ生パスタ」の特徴は、やはり食感にあります。

“弾力”にくわえ、“しっかり感”のある食感、と豊国ヌードルの方はおっしゃっています。

生パスタは、乾麺にくらべて、柔らかい“弾力”が特徴だそうです。その一方で、“しっかり感”にかけ、かみ切ったあとにべちゃつく感じが、生パスタの欠点とのことです。

ハナビラタケ生パスタ」は、これら“弾力”と“しっかり感”を併せもち、長年追い求めていた“理想食感”だと評価していただきました。これもハナビラタケのベータグルカン(βグルカン)による効果だと思われます。

改めて、ベータグルカンの面白さを再確認しました。


「ハナビラタケのパスタソース」も同時に発売します。

ラーメンなど、他の麺にも使うプランもあり、ご期待ください。


今秋、パスタを発売予定です。

ハナビラタケ 酸味について

はなびらたけパウダーを使っていただいた方から、酸味についてお問い合わせいただくことがあります。

酸っぱさが、お口にあわない方もいらっしゃいますし、何か問題ないか、とおっしゃられる方もいます。
もちろん、まったく問題ないですし、100%ハナビラタケそのままの味です。
 

きのこは、約90%が水分です。そのため、乾燥して粉末にすると、およそ10倍、濃縮されたことになります。
その分、味も濃くなってしまいます。

また、ハナビラタケは、コハク酸など栄養源として大切な“有機酸”がとても多いきのこです。
コハク酸は、酸味とうま味にも関わる成分で、このあたりが「酸っぱい」と感じられる一因と思われます。

いずれにしても、お客様にとって違和感がないよう、改良すべき課題として取りくんでいきます。

ハナビラタケベータグルカンの見分け方 菌株の違い

ハナビラタケは、一属一種といって、親戚にあたる類縁種がいない、とても珍しいきのこです。

独自の進化をとげてきたと考えられています。

そのハナビラタケの中にも、菌株によって違いがあります。

私たちは、奈良・三輪山でとれたものを採用しましたが、信州や東北、フランスからも品種をあつめ、何十種類で比較テストをおこないました。

βグルカン(ベータグルカン)の含量についても、菌株によって多いもの少ないものがあります。

とはいえ、私たちの調査した中では、32%〜45%くらいの範囲内でした。育てる条件次第でも、この数値はかわってきます。

他社で扱われているハナビラタケの中に、ベータグルカン含量60%以上、というものが存在します。

「本当かな?」というのが率直な思いです。

ベータグルカンは、ハナビラタケの細胞壁を構成している成分です。

ベータグルカン以外に、キチンやタンパク質などと連結しながら、細胞壁をつくっています。

ベータグルカン60%以上となると、あまりに純度が高すぎて、細胞を維持するバランスに問題がでてくるのではないかなあ、と思わざるをえないのです。

生き物として、有りえない気がします。

ベータグルカンは、食品分析センターなど、外部の公的機関で測定してもらえます。

ただ、食品分析センターといえど、ベータグルカンを厳密に測ることはできません。

「セルロース」なども一緒にカウントされてしまうのです。

分析サンプルは、粉末で提出するので、「セルロース」などが混ざっていたとしても、それも含めて「ベータグルカン」として計測されてしまうのです。

次回は、見分け方・その2、含量についてお話します。

ハナビラタケベータグルカンの見分け方 含量

前回は、菌株によって含まれるβグルカン(ベータグルカン)に少しは差があること、でも、60%以上とか、高含量すぎるものには、セルロースなどの混入の可能性があること、についてお話しました。

今回は、ハナビラタケ関連商品に含まれるベータグルカンの含量について、ご案内します。

他社製品をみていて、残念に思うものがあります。

色々な混ぜものをしていて、肝心のハナビラタケが少ししか含まれていないにも関わらず、高額に販売されている例をみかけます。

法律上、本当は原材料を表記しなければいけませんし、皆さまのことを考えると、どれくらいの量が入っているのか、生産地はどこか、という情報を開示すべきだと思います。

一応、原材料や含量を記載していたとしても、とてもわかりにくいところや小さく書かれているにすぎないことがあるのです。

そして、実際に、含まれているハナビラタケの量は、びっくりする程、わずかしかない商品があるので、ご注意ください。

はなびらたけパウダーは、100%ハナビラタケで、できるだけお安く提供することをめざして作りました。

つまり、100gの商品中、ハナビラタケが100g、そのうちベータグルカンは41.1g、と明快です。

次回、はなびらたけパウダーが、価格あたりベータグルカン量・業界1位、ということについて、他社と比べながらみていきます。

ハナビラタケベータグルカン 他商品と比べて

はなびらたけパウダーについて、価格あたりベータグルカン量・業界1位、ということについて、具体的に整理します。

まず、他社ハナビラタケ商品との比べた場合、圧倒的な差があります。
私たち以外で、ハナビラタケを扱っている会社は、有名なところで2社あります。
驚かれるかもしれませんが、価格あたりのベータグルカン量(この場合はハナビラタケ量)で、当方と比べると、2社それぞれ、約8倍、約20倍、の差があります。

つまり、はなびらたけパウダーは、これら2社と比べると、それぞれ、約8倍、約20倍、お得だと言い換えることができます。

どうして、こんなことになっているのでしょうか。
確かに、特許などの技術・ノウハウにより、生産コストが他社よりも安いということはあります。
それにしても、この価格差は異常です。

私たちが、ほぼ直販のみであることに対して、他社が、卸売も含めた経費こみで価格設定していることが理由として考えられます。
他社は、広告費も含めていることもあるでしょう。

いずれにしても、私たちは、良品を適正に、そしてどこよりもお安くお届けすることに徹したいと思います。

ハナビラタケベータグルカン 酵母と比べて

ハナビラタケと酵母、どちらがβグルカン(ベータグルカン)について優れていますか?

という質問をよくいただきます。

はなびらたけパウダー」 と 「パン酵母でもっとも価格あたりベータグルカン量が多い商品」 とを比べ、まとめてみました。

はなびらたけパウダーの方が優れている点

・価格あたりのベータグルカン量が多い(10〜20%多い=お得)

・加工処理を行わない、そのまま天然粉末

・100%国産(奈良県、きのこ工房)

・他のハナビラタケ成分(キチン・キトサン、グリコーゲン、トレハロース、糖タンパク質、エルゴステロール、など)も含んでいる

・食品としても楽しんでいただける、ハナビラタケ100%粉末

はなびらたけパウダーが劣っている点

・ベータグルカンの純度

・アメリカでの実績

ざっと、こんな感じです。

言いかえると、

はなびらたけパウダーは、ベータグルカン量では優るけど、純度では劣る(とはいえ、40%以上なので十分に高純度です)

はなびらたけパウダーは、天然・国産・そのまま100%ハナビラタケ粉末、という点で、安全安心

はなびらたけパウダーは、他のハナビラタケ成分も含まれている

ということになります。

ベータグルカンについては、毎年何100もの学会発表や論文発表があり、いろいろなことがわかってきています。

一方で、

・水溶性がいいのか、ある程度の菌の塊ごとがいいのか

・他の成分との相乗効果もあるのではないか

・どの程度の純度が最適か

など、わかっていないことも、多々あります。

「ベータグルカン量がより多くて、天然まるごと、安全安心なもの」(=はなびらたけパウダー

「ベータグルカン純度は高いが、他の成分はなし、外国産加工もの」(=パン酵母)

ということで、まとめたいと思います。

きのこ工房について 1

「きのこ専門の工房って、どんなところ?」

と尋ねられることがあります。

私たちは、元々は「種菌屋」です。

「種菌」とは、きのこの“種(タネ)”のことで、きのこ作りの素となるものです。

つまり、私たちの本業は、「きのこのタネ屋さん」なのです。

私たちは、「奈良県椎茸組合」の会長を長年つとめています。

きのこ生産者の皆さんに、タネを販売すると共に、育て方の指導や販路開拓を行うためです。

指導をしていかないといけないので、誰よりもきのこ栽培に詳しくないといけませんし、そのために研究を継続してやってきました。

ハナビラタケなど、栽培が難しいきのこに限って、自分たちの工房で栽培しています。

ただ、ハナビラタケについても、少しずつ生産者の皆さんにも作ってもらう流れを構築し、地元の農林業に貢献したいと考えています。

次回、この続きで、工房の中をご案内します。

きのこ工房について 2

今日は、私たちの工房の中をご案内します。

最新鋭、というわけにはいきませんが、きのこ栽培の大型施設になっています。

ハナビラタケも、ここで栽培しています。

まず、入口付近に、きのこ栽培用のビン・容器類、オガクズなど・きのこの“エサ”となる培地素材、がストックしてあります。

オガクズなんかは、山のように積みあがっているので、それだけでも皆さん驚かれます。

きのこ“エサ”・培地は、地下通路のベルトコンベアを通って、培地作りの部屋に送られます。

大型ミキサーを使って、きのこの種類に応じて培地をブレンドし、自動のビン詰めマシーンで、充填していきます。

培地をつめたビンなどは、これまた巨大な釜で高温高圧処理をおこないます。

これによって、雑菌や害虫をやっつけ、クリーンな状態にします。

クリーンになった培地を、しばらく置いて冷やし、無菌室にて、きのこ菌を植えていきます。

きのこ菌を植えたら、温度や湿度管理がなされた培養室にストックします。

きのこ作りをするプロセスでは、また別の発生室という、部屋に移してやります。

他にも、実験室が2つ、大型冷蔵室、第2工場、原木栽培用きのこ園、森林試験場、など、があります。

随時、設備投資もおこなっています。

安全安心なきのこ作りのために、これからも工房をよりよくする活動を続けていきたいと思います。

そして、私たちが長年会長を務めてきた「奈良県椎茸組合」の皆さまにも、ハナビラタケ栽培の技術指導を少しずつおこなっていければと思っています。

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ハナビラタケ・ディナー

先日、私たちの結婚記念日に、なら町へディナーにいってきました。

「南欧創作料理 Coctura」さんへ。

」と「ハナビラタケ・ツボミ」を使っていただいているお店です。

カウンター8席のみのお店ですが、とてもセンスよくされていて、料理もおいしいです。

予約していたコースとともに、まずは生ビールで乾杯。

赤ワインもボトルで注文。

前菜やパスタも、抜群においしかったです。

そして、いよいよメイン料理。

まずは、私が注文した子牛フィレ肉。

上にそえてあるのが「やまと・はなびらたけ」を素揚げにしたものです。

さらに、ちょっと写真ではわかりにくいのですが、お肉の下に、「ハナビラタケ・ツボミ」をペーストにし、ツボミの細切れとともにソースにしてもらっています。

お味のほうは・・・、絶品でした♪

そえてある、ポテトや甘いソースとの相性もよく、お肉の柔らかさとジューシーさが「ハナビラタケ」の食感・香りととても合います。

つづいて、妻の注文した一品、

こちらは、小鴨料理です。

これも、同じように「やまと・はなびらたけ」と「はなびらたけツボミ」を使っていただきました。

こちらも、バツグンのおいしさ!

ワインのボトルもあけ、最後にデザート・プレートとコーヒーをいただき、シェフとの会話もはずんで、とても楽しいひとときでした。

このお店は、なら町の「なら町工芸館」の近くにあります。

アラカルトもあり、そんなに高くないですし、本当にどれもおいしいので、近隣にお住まいの方、奈良へ観光でこられた方、オススメのお店です。

オーナーシェフは、葡萄の木を植えられました。

「大和ワイン」をつくることを夢みていらっしゃいます。

応援したいな、とお話きいていて思いました。

きのこの香りについて

昨晩のわが家のメニューは、きのこを使ったお雑煮でした。

自家製のハナビラタケと干しシイタケをたっぷり活用。

きのこの香ばしさが、味をひきたてていました。

ところで、きのこの「香り」の正体は、いったい何のでしょうか。

何回かにわけて、ご紹介したいと思います。

やまと花びらたけ フランス人の評価

ハナビラタケは、フランスにも生息しています。

昔から、食の都「リヨン」などで、高級食材としてとりあつかわれているようです。

ある意味、フランスはハナビラタケの本場ともいえます。

フランス人からみて、「やまと花びらたけ」の評価はどうなのでしょうか。

実は、日本でフランス料理のお店ではたらいているフランス人シェフや、パリ在住のフランス人に、「やまと花びらたけ」を食べてもらったことがあります。

評価は・・・、どの人も上々でした♪

あわせて、「はなびらたけ・ツボミ」も料理してもらったことがあります。

こちらも、大好評。

そのうち、フランス旅行記をアップしようと思うので、その時に詳しくご報告しますね。

マツタケの香り

私たち日本人にとって、「香り」のきのこ、といえば「マツタケ」。

その香り成分について、ご紹介します。

実は、マツタケの香り成分は、化学合成されたものがあります。

「マツタケチオール」といわれる成分で、食品業界ではよく使われています。

「マツタケチオール」は、もちろん、マツタケの香りがします。

ただ、本物のマツタケと比べると、どこか人工的な感じはいなめません。

天然のマツタケの香りは、この「マツタケチオール」いがいにも、何種類かの成分がある、といわれています。

さすがは、マツタケ、そんなに安くはないよ、ということですね。

トリュフの香り

西洋の香りきのこ、といえば「トリュフ」。

トリュフにも、マツタケとは異なる、香り成分があるようです。

トリュフの香り成分については、欧米で研究されています。

香り成分の種類がおおく、少量で強い香りのあるものが含まれているようです。

また、トリュフの種類や産地によっても、香りの強さがちがうこと、人工的につくりだすことが難しいこと、なども研究報告されています。

それから、トリュフの香り成分は、犬やイノシシのフェロモンとよく似たものであることが知られています。

土の中にあるトリュフを探すときは、いわゆる「トリュフ犬」などが活躍しますが、そんな理由があったのですね。

私たちも、トリュフやマツタケについても研究していますが、人工栽培などは、かなり厳しいと感じています。

菌糸の成長がおそすぎて、実験すらままならない程です。

トリュフもマツタケも、人間の力でパーフェクトに香りを再現できないことが、より魅力を高めているのかもしれませんね。

ハナビラタケの香り

ハナビラタケも、香りが特徴です。
 
その香りは、マツタケに似ているとよく言われます。
マツタケと同じく、ハナビラタケも松にはえるきのこだからなのかもしれません。
 
マツタケの香りについてお話しした際に、香り成分「マツタケチオール」をご紹介しました。
マツタケチオールは、マツタケ以外のきのこにも、含んでいるものがあるそうです。
 
ハナビラタケにも、マツタケの香り成分に似たものが含まれているのでしょうか。
 
 
ハナビラタケの香りは、ひとことであらわすと、「香ばしさ」という感じがします。
はなびらたけパウダーを練り込んだパンなど、とても香ばしくておいしいです。
 
そのうち、ハナビラタケの香りについても、調べてみたいと思います。

β(1,3)など、各ベータグルカン

βグルカン(ベータグルカン)には、いろいろな構造タイプがあります。(→ベータグルカン)

ハナビラタケベータグルカンは、β(1,3)結合を主鎖に、β(1,6)結合が枝分かれしています。

いわゆるβ(1,3)(1,6)グルカンをハナビラタケはもっています。

興味があったので、β(1,3)結合のみのベータグルカン、β(1,3)(1,4)結合のベータグルカンをとりよせ、比べてみたことがあります。

液体の状態で、それぞれが明らかに物性にちがいがありました。

いずれも、トロっとした粘性があり、ゲル化する性質があります。

β(1,3)グルカンは、一番かたく固まるという印象、

β(1,3)(1,4)グルカンは、流動性がすくない、

β(1,3)(1,6)グルカンは、流動性があり、トロミはあるけど柔らかいイメージ、

といったところです。

それぞれ、粘度を測定したり、物性を専門的にチェックしたりしました。

やはり、明らかに違いがありました。

よく、ベータグルカンは、結合パターンによって性質がまったく異なるという話がでますが、自分で実験をやってみて、そのことを体感しました。

古代から珍重されていた「きのこ」

きのこの歴史について、少しお話しようと思います。
 
洋の東西をとわず、きのこは昔から薬用食材としてつかわれていたようです。
 
 
古代エジプトで、マッシュルームは「神の贈り物」としてあがめられ、王であるファラオが独占して食べていたそうです。
 
ヨーロッパでは、古代ローマ帝国の軍医が、薬用植物についての書物を記しており、「きのこは体に有用である。」と説いています。
 
同じく、中国では、きのこが不老長生の霊薬とされ、漢方薬の最古の書物「本草綱目」で、さまざまな慢性の症状にきく、と紹介されています。
それから現代まで、漢方の素材としてつかわれいることはよく知られていますね。
 
 
他にも、紀元前1500年ごろの南アフリカのもので、きのこの形をした宗教儀式の像がみつかっていたり、
アメリカ大陸のマヤ・アステカ文明において、祭祀につかわれていた、という事実もあるそうです。
 
 
まさに、きのこは、世界中で文化や歴史と密にかかわりながら、重宝されてきた食材、ということですね。

日本人ときのこの歴史

世界各地で、古くから食べられていたきのこ。
日本では、いつから食べられていたのでしょうか。
 
はっきりしたことはわかっていません。
縄文時代の土器の中に、きのこの形をしたものがあり、縄文人がきのこと関わっていたことを示唆しています。
 
文献では、「万葉集」に次のような歌があります。
 
 高松の この峯もせに 笠立てて
 みち盛りたる 秋の香のよさ
 
この「笠立てて」いる「秋の香」」は、マツタケのことだといわれています。
そうすると、奈良時代に食べられていたのは間違いないようです。
 
また、「今昔物語」には、ヒラタケが登場します。
「谷底に落ちても平茸を取る話」
「御読経をつとめる僧が平茸にあたる話」
として、記述されています。
 
 
日本人は、世界の中でもきのこを豊富に食べる民族です。
古くから、様々なきのこに親しんできたに違いないでしょう。

ハナビラタケ・ツボミの食品利用

私たちが、はなびらたけパウダーをどこよりも安くお届けできるのは、「ハナビラタケ・ツボミ」を作る特許技術にあることを、以前、ご紹介しました。

この「はなびらたけ・ツボミ」、食材として使っても、とても面白い素材です。

レストランや料亭では、和洋中、それぞれで使われていますし、今後発売する、カレーやパスタソースの具材として、コラボ先からも大変好評です。

このツボミを、食材としても皆さまに提供していきたいところですが、そのままお届けするとなると、やや問題があるかもしれません。

見ためが、ちょっとグロテスクなのです。

ハナビラタケのカタマリ、つまり、他に類をみないぐらいの菌のカタマリであるため、違和感をおぼえる方がいらっしゃるだろうなあ、と想像しています。

ただ、フランス人は、まったく抵抗をしめしませんでした。

フランスの人たちは、きのこへのリスペクトがあるようで、また、食への関心が旺盛であるため、新素材として興味深々のようすでした。

カタマリのまま、お届けするのではなく、カットのやり方などで工夫をすれば、一般の方々にも使っていただけるような気もしています。

このあたり、今後の検討課題です。

奈良公園のきのこ

私は、よく、きのこを探しに山や森の中に入ります。

プライベートで、ハイキングや山登りに行ったときも、ついつい、きのこが生えていそうな木の根元などに目がいってしまいます。

職業病のようなものですね。。

地元の観光名所・奈良公園にも、いろいろなきのこが生えています。

見かけるきのこの種類は多いのですが、食べておいしいものは、意外と多くありません。

以前、友達や奈良女子大学の学生さんと、奈良公園のきのこ狩りを企画しました。

夕方、とったきのこを調理する予定でしたが、残念ながら、食べれるものは見つかりませんでした。

そのきのこ狩り企画では出会えませんでしたが、今の季節、梅雨あけ頃に、フランス料理の高級きのこが奈良公園にでてきます。

名は「アンズタケ」。

フランスでは「ジロール」と呼ばれています。

オレンジ色で、小さくヒラヒラとかわいらしく群生していて、その名のとおり、「アンズ」っぽさがあります。

初めて目にすると、まるでお花のよう。

きのことは思われないかもしれません。

フルーティな香りが魅力で、フランスでは、トリュフ・セップ(イタリア名:ポルチーニ)・モリーユに次ぐ、高級きのことされています。

私は、2年前、奈良公園内・猿沢池のまわりでみつけました。

ただ、その「アンズタケ」はボロボロにちぎれた状態。

どうやら、シカに食べられたようです。

もしかしたら、奈良公園に、食べておいしいきのこが見つからない理由、犯人はシカたちなのかもしれません。

きのこと粉もの

インテックス大阪で開催の「パスタ産業展」にいってきました。
 
ハナビラタケ・生パスタ」のパートナー、豊国ヌードル株式会社さんのブースに立ち寄りつつ、色々な出展者の方々から、勉強させていただきました。
 
中でも、気になったのは「米粉」利用の技術です。
私も、東京農大で共同研究をしているときに、米粉の利用について、きのこで実験していたことがあるので、興味深いテーマです。
 
お米には、大きくわけて「ジャポニカ米」と「インディカ米」の2種があります。
日本産のものは、ジャポニカ米。インディカ米は、東南アジアなどで作られています。

ジャポニカ米は、もっちりしていて美味しいのですが、米粉として使う場合、不便な点があります。
麺としてつながらない、などです。
この点、ベトナムのフォーに代表されるように、インディカ米は製麺も可能です。

最近、この2種の交配種ができたそうです。
米粉利用のための、交配種生産がすでにスタートしているそうです。
そのパスタなどを頂きましたが、小麦パスタと違い、もっちりとした特徴があって、美味しかったです。
 
 
ハナビラタケベータグルカンでやっていることをはじめ、きのこを粉もの食品に使うことを考えているので、とても参考になった一日でした。

きのこの王様・ポルチーニ

イタリアンのレストランなどで、「ポルチーニ」というきのこを耳にされたことはありませんか?
 
日本名は、「ヤマドリタケ」。
フランス名は、「セップ」。
「ポルチーニ」がもっとも馴染みのある名前かもしれませんね。
 
 
ヨーロッパでは、「きのこの王様」と呼ばれています。
どうして「王様」なのでしょう?
 
まず、見ためが立派です。
大きな傘としっかりした足。きのこらしく、いかにも美味しそうな風体です。
 
そして、味も本物です。
食感、ジューシーさ、香り、どれも一級品。
まさに「王」と呼ぶにふさわしい味わいです。
 
 
このきのこ、ヨーロッパでは、もちろん高級食材。
あまり知られていませんが、実は日本にも生息しています。
ただ、日本のポルチーニは、本家本元の「ヤマドリタケ」は少なく、ほとんどは「ヤマドリタケモドキ」といわれるきのこです。
 
外観はポルチーニそっくりですが、名前のとおり、味はちょっと「モドキ」な感じです。
とはいえ、本物ほどではないだけで、まあまあ美味しく食べれます。
 
 
早ければ、梅雨明けから出始めて、秋まで収穫かのうなポルチーニ。
もうそろそろ、山を歩けば出会えるかもしれません。

香りマツタケ、味シメジ

「香りマツタケ、味シメジ」

聞いたことある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「香りマツタケ」はわかるけど、「味シメジ」は?という方もいらっしゃるかもしれません。

このシメジ、スーパーで出まわっている「ブナシメジ」とはわけが違います。

「ホンシメジ」と呼ばれるきのこのことをいっています。

味は、まったくちがいます。

美味しさの象徴とされているだけあって、ホンシメジは一級の食用きのこです。

ホンシメジとブナシメジは、種類から、まったく違うきのこです。

ホンシメジは、生きた広葉樹と共生することを基本とし、ブナシメジは枯れ木などをエサとしています。

ブナシメジが簡単に栽培できるのに対して、ホンシメジは、最近になってようやく栽培が可能となりました。

実は、私たちも「ホンシメジ」の栽培方法を最初に確立した一派なのですが、今は菌をつくっているものの、栽培は行っていません。

ホンシメジも、デパ地下などでは、見かけるようになりましたね。

いずれにせよ、栽培は難しいので、いまだ高級きのこであることにかわりはありません。

エリンギの由来

週末、鉄板焼きの具材に、エリンギを使いました。

エリンギは、個人的にも好きなきのこの一つです。

繊維質の食感と、カタチがいいなあと思います。

 

ところで、このエリンギ、ヨーロッパ出身であることをご存知ですか?

もともと、日本には自生しておらず、地中海周辺などに生えているきのこです。

私たち日本人が、エリンギを食べはじめてから、まだ20年もたっていないと思いますが、いまや、どのスーパーでもみかけるようになりましたね。

 

日本には、ある研究者によって持ちこまれ、はじめは「かおりひらたけ」「みやましめじ」「白あわび茸」など、違う名前がつけられたそうです。

 

「エリンギ」という名は、「エリンギウム」という植物からきています。

ヨーロッパで、エリンギがエサにしている植物だそうです。

 

ストーリーがあって、語呂もよく、いいネーミングですね。

味やカタチはもちろん、名前もよかったから、これだけ短期間でヒットしたのかもしれませんね。

幻のきのこ、マイタケ

かつて、マイタケが、「幻のきのこ」と呼ばれていたことはご存知ですか?

それは、過去にかぎったことではなく、現代にも通じます。

私たちが、普段、口にしているマイタケは、栽培もの。

野生のマイタケは、栽培ものと別格の味わいです。

ハナビラタケと同じく、野生マイタケの希少性から、「幻のきのこ」と呼ばれてきました。

野生ものは、国産マツタケと同じかそれ以上の高値で取引されているそうです。

私も、野生のマイタケは食べたことがありません。

きのこ採集で山林に入ることが多いものの、マイタケには出会ったことがないのです。

ぜひ一度、「幻のきのこ・野生マイタケ」を味わってみたいものです。

ハナビラタケ・ツボミの使い方

私たちの特許技術となっている、ハナビラタケのツボミの生産。

はなびらたけパウダーをお安く提供できるのも、この技術によるところが大きいです。

ツボミは、食材としても各料理店などで好評です。

どんな使い方ができるのでしょうか?

シンプルでハナビラタケの特性を活かせる調理法は、ツボミをスライスして、ソテーすることです。

バターやオイルで炒め、仕上げにワインや料理酒でアクを飛ばすと、とてもおいしく召し上がれます。

フレンチの高級食材・ハナビラタケに合った料理方法といえますね。

ハナビラタケ・ツボミについは、世界で私たちしか作っていません。

料理人から聞いた、オススメのレシピをその都度、ご紹介する予定です。

ハナビラタケ・ツボミのソテー

ハナビラタケ・ツボミで一番シンプルに、おいしい調理法は、ソテーかもしれません。

元々、フランス料理の高級食材、ハナビラタケ

もちろん、ソテーしてもおいしいのですが、火にかけすぎたり油の量を間違えると、しなっと萎れたようになってしまいます。

一方で、ツボミは、かなり火にかけても形がくずれることがありません。

ちょっとしたコツとして、ワインやお酒をかけてやると、クセが飛んで食感がのこり、食べごたえのある料理になります。

カットする厚みによっても楽しみ方がかわってきます。

薄めにスライスすると、刺身こんにゃくのような食感、厚めだとアワビやステーキ肉に近いジューシーさもあります。

きのことハーブ

昨日、地元・奈良の生駒駅近くで、オーダーメイド・ハーブやフェイシャルエステをされている「アトリエ・ハナミドリ」さんにうかがいました。

「ハナミドリ」さんは、約1年前にオープンされたばかり。

ハーブティのサービス付きフェイシャル&ボディートリートメント2時間コースが6000円と、とてもお得にされています。

それぞれのココロとカラダに合った、オーダーメイドのハーブティもされています。

予約で一杯なのも納得のサービスですね。

私自身、以前からハーブには興味があって、店主の方と馴染みなのですが、約2年ぶりにお会いしました。

ハーブの知識はもちろん、栄養管理士の資格なども持たれている上に、明るく気さくな方なので、流行るのもうなずけます。

今回は、きのことハーブの取り合わせなど、勉強させてもらいました。

ハナビラタケはなびらたけパウダーも持参し、喜んでいただきました。

これから、ハーブのことも勉強して、何かやりたいなあと思っています。

ハナビラタケも夏バテ気味?!

急に暑くなってきましたね。
私は、田舎の平屋で育ちました。
風が吹きとおしのため、エアコンには不慣れです。
でも、さすがに今は妻と2人でマンション住まいのため、さすがに冷房に頼らざるをえない状態です。
 
きのこ達も、気温の変化に、ちょっと驚いているみたいです。
きのこ栽培室は、温度管理をしているものの、気候変化の影響を少しうけます。
それを加味したうえで、微調整してやらなければなりません。
 
ハナビラタケなんかは、“花びら”の開き具合が少し大きくなるような気がします。
その分、ちょっと垂れ下がったようになりがちなので、栽培中に注意が必要です。 
 
あと、ハナビラタケ栽培は、農薬や化学薬品を使わずにやっているので、多少虫がきます。
これを手作業で取りのぞくことも、夏場はけっこう手間がかかります。
 
栽培工場の従業員さんも、この時期は大変です。熱中症にならないか心配になるほどです。

夏場に「はなびらたけパウダー」を使われる方は、麦茶にとかすことなんかがいいかもしれません。
味の取りあわせが悪くなく、冷やしても温めてもおいしいです。
ぜひ、夏バテ防止におためしください。

はなびらたけパウダー FAXでご注文いただいた方

6月24日の午前中に、「はなびらたけパウダー100g」をFAXでご注文いただいたのですが、ほぼ全面真っ黒になっており、確認ができていない状況です。

右端のわずかの部分のみがかろうじて確認できたため、「はなびらたけパウダー100g」であることは間違いないのですが、お名前やご住所、お電話番号など、わからない状態です。

FAX履歴番号も残っておりません。

無料サンプルにお申込みいただいた方だと考え、お申込み日時から逆算して、多くの方にメールで連絡を差し上げました。

該当していない皆さまには、ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。

24日にFAXいただいた方で、まだ商品が届いていない方、発送連絡を受信いただけていない方がいらっしゃいましたら、ご一報いただければ幸いです。

お手数をおかけして恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

ベータグルカンの歴史について

βグルカン(ベータグルカン)は、アメリカを中心に古くから研究されていた成分です。

研究報告として残っているものでいうと、1941年に酵母から抽出され、「ザイモサン」と名づけられたベータグルカンが挙げられます。

その後、1960年に「β1,3-グルカン」と呼ばれるようになりました。

日本においては、シイタケ由来の「レンチナン」、カワラタケの「クレスチン」、スエヒロタケの「ソニフィラン」といった、きのこ・ベータグルカンが1980年代半ば以降、相次いで使われるようになりました。

今も、毎年、何百にものぼる研究報告がなされているベータグルカン。

私たちも、ハナビラタケのベータグルカンについて、成果発表を行う予定です。